短日記

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色々と無理な週明け。週末も少々……どころか4分の1くらいを仕事のために使ったの本当に無理すぎたな。せつない……。なんでこんながんばらなきゃいけないんだろう……。

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鬱々としながらも桜を見て少し癒されたりなど。昨日は久しぶりの自転車を1時間ほど漕いで、桜並木を見に行きました。車に乗るよりずっとゆっくり流れる景色がなんか、良かったな。めちゃめちゃ疲れたけど。ww道中ぼんやりと、でもいつもより意識して周りの景色を見てみれば、桜ってどこにでも咲いていて、あーわたしが気づいてなかっただけなんだな、と思ったりした。1本だけ植わってる桜っていいねえ。どんな桜もうつくしいけれど、やっぱり花が開くことへの唯一無二の気持ちってこの季節しか味わえなくて、そういうのを思うと、引きこもってばかりよりも、もう少し外に出てもいいかなあと思ったり。笑 空も海も山も、青いところがたくさんの地域で生まれて育って、帰ってきて不便を感じること嫌気がさすこともうやだなって思うこと、たくさんあるけれど、この景色に囲まれて生きてきたのは本当、良かったなとそれだけは思う。

『みとりねこ』(有川 ひろ)|講談社BOOK倶楽部

自転車で疲れたからだで文字を少し嗜むなど。うー。しぬ、いきる、うまれる、色々。感じることはやはり諸々とあった。別れはどんな時でもかなしくて、美しく見えてしまうことすら身を抉って、でも前を向かなくちゃかなあ、と少し背中を押してくれる思い出をくれたのは紛れもなく君で、だから寂しくなっても少しだけ前を向くよ、みたいな。なんだろうなあ、この、少しだけ最後、上を向いて歩みをひとつ踏み出せるような感覚。かなしいしさびしいし、ずっとここにいてほしいし、変化なんて欲しくないのに、でもこの変化の軌跡が、紛れもなく力で、その力をくれたことを思い出させてくれる、そういう文章。有川先生の一人称は本当、すごい。有り体にいえば、心があったかくなるんだけれど、そういう気持ちと出会って生きていけるのは、わたしの財産になるなっていう、間違いのない確信。ありがとうございます。

番外編が収録されてた旅猫リポートは高校生の時に読んだきりなのだけど、久しぶりに少し読み返したいかな、と思ったり。でも番外編だけで本当にくるしくてつらくて、今わりと追いつめられてるわたしだと泣きすぎてしまうかも、という。w 恐怖感で踏み出せないですけど、やっぱりすごく好きでだいすきで、だいじにしたい作品だから、またどこかのタイミングで記憶を更新していきたいなと思う。番外編ですらしゃくり上げるほどに泣きすぎてしまったので本編まじでやばいとおもうwwアンマーとぼくらもね。同じ気持ち。別れは何度でもつらい、くるしい、変化はかなしい、だけど受け入れさせてくれる何かを、ちゃんと手の中に握らせてくれる有川先生の文章を、ずっと愛したいな。

とりあえず積読してた本は全部読んだので、読書はしばし休憩したいかもしれない……。ところで消えた初恋の原作を今更読んだんだけどまじであれ良すぎないか?今まで敬遠してた自分馬鹿すぎてぶん殴りたい無理;;なんなん。良さがあるから売れるし人の心をつかむから流行るんだよ。まじで。なにかんがえてんだ。とにかくすきな漫画すぎて、とりあえずは全部読みたい!し、そのうち手元にも置きたい。朴訥で真面目すぎるほどに真面目な井田に惹かれていく青木も、青木の素直な優しさに惹かれていく井田も、どっちも本当にかわいくてかわいくて、あとシンプルにコメディがおもろすぎてwwww一気にだいすきになっちゃった!素敵な漫画です。最高。てことで次はぼちぼち手持ちの漫画たちを読んでこう!ちるちるBLアワード最高だいすき全てを信じろ。わたしって映像より絵より何より、文字を追いかけるのが好きなんだなーって、そういう感じのことをぼんやり思ったよ。でも、目で見るっていうのも同じくらいだいじにしたいし、まあこの週末もよきものだった、かもしれない。